おにき 誠 衆議院議員
ラグビーの魅力の虜になった、かつてのラグビー少年は今何を思う
体が小さいことがコンプレックスだった、だけどラグビーを知って自分に自信が持てた
ラグビーを始めるきっかけとは?
― 鬼木先生のラグビー歴を教えていただけますか。いつから始められたんでしょうか?
ラグビーを始めたのはラサール高校からですね。もっと遡ると、小学校の担任の先生がラグビー好きで子どもにラグビーをさせていたんです。
その先生の授業で、前に投げてもいいというフットボール形式のラグビーをしていて、たまたまそれが僕がとても得意で。それがラグビーにはまるきっかけになりました。
小学校の時は体が小さく、クラスで整列するといつも一番前で、それが当時のコンプレックスだったんですよ。その影響で、大きくなりたい強くなりたいという思いがあった時に、たまたまラグビーによく似た競技が上手にできたもので、これは自分に向いてるんじゃないかと自信が持てたんです。
尚且つ、ラグビーの競技の格闘的な要素”大きく、強い、戦う”という要素に憧れまして。
「大きくなったらラグビーするぞ!」と意気込んでたんですけど、入学した当仁中にラグビー部が無かったんですね。
― そうですよね。
なので、中学生の時は受験に専念して、高校生になったらラグビーを始めようと。
― そこから今に至るわけですね。
はい。
― 先生くらい幅広くご活躍されている方というのはラグビー経験者が多いじゃないですか。挨拶行っても「ラグビーしてた」って話すとそこで仲良くなれることもありますよ。
そうですね。
― そういう所が他のスポーツと違うのかなと感じます。
ラグビーは絆が強いですよね。
他のスポーツは野球でもサッカーでもやってる人はいっぱいいるけど、「サッカーやってるんですよ~」っていうので一気に仲間になるっていうのは中々無い気がします。そういう部分、ラグビーは特別ですもんね。
― 本当、特別ですよね。
日本が歓喜に沸いたラグビーワールドカップ2015、あの熱狂をもう一度呼び起こすために
― 今回はラグビーワールドカップ2019™が行われるじゃないですか。2015年のワールドカップで日本が勝ったことで、日本中ラグビー熱が盛り上がったんですけど、その翌年には盛り上がりが収まってしまったように思うんですが、鬼木先生はなぜだと思われますか?
やっぱり、国の威信をかけてというのがみんな好きじゃないですか、例えばオリンピック・WBCなんかそうですよね。
で、ラグビーもワールドカップはやっぱり国の代表としてやって、尚且つ活躍したからすごい盛り上がったけど、それが終わるとみんな忘れちゃうんですよね。
― そうですよね~。
スーパーラグビーの試合でも出場しているチームを日本代表みたいに見てもらえればまた面白いんだけど、中々そっち(スーパーラグビー)でいっぱい勝つって難しいですもんね。
― 昨日も大敗してましたもんね。
大敗してましたね~。50対3でしたっけ?でもね、その前の試合ではブルズに勝ちましたよね。
― 激熱でしたよね!
ブルズに勝つってぼくらからしたら激熱なんですよね。(笑)
― 2019年に向けてスーパーラグビーも参戦して、監督さんも変わって、と日本のラグビーは強化してるじゃないですか。結局選手たちはがんばってるけど、周りの行政だったり協会だったりファンがついて行けてないんじゃないかなって感じるんです。それを踏まえて8/5に試合して、そこで2万人呼ぶって、レベルファイブスタジアムをいっぱいにするって中々難しい所で…。
未だにラグビーも、サッカーでさえもレベスタで2万人って入ったことないんじゃないかと思いますし、ウルグアイ対日本代表の試合でも1万2千人という来場者だったので、どうしたら今回2万人来てもらえるのかという所で僕たちも頭を悩ませているんです。
う~ん。なるほど、8月にレベルファイブスタジアムね。
― 何か面白いアイデアがあれば教えていただけないかと。
人を集めるアイデアね。確かに、ウルグアイの時に1万2千人入ったというのでみんな感動してましたからね。
2万か~。う~ん。
やっぱり、ラグビーファンだけじゃ難しいんでしょうね。ラグビーファン以外の人をどう巻き込んでいくかでしょうね。
― 今僕たちが考えているのが、周りにいっぱい出店を出したりして、そこで試合前からずっとご飯を食べてもらったりで過ごしてもらって、そのまま試合を見てもらって帰るという流れです。福岡空港からレベルファイブスタジアムまで大体30分、2キロ程歩きながら要所要所に催し物があってということを考えています。ちなみに、鬼木先生は前回のワールドカップには行かれたんですか?
前回僕は行ってないですね。僕は前々回のニュージーランド大会に行ったんですよ、ロンドンの前の。
― 2011年ですね?
ニュージーランドは、人口がね400万人かな?の小さな国なんですけど、「ニュージーランドは人口400万のスタジアムだ!」というスローガンみたいなものが掲げられて、国中でワールドカップやるんだって、全国民でやるんだって、あちこちお祭りムードで盛り上がってましたよ。
お祭りムードを街全体でどうやって作っていくかって大事ですよね。今度(東京都)港区もね、福岡青年会議所みたいなことをやってて、青山ラグビークラブだったかな?
― 聞きました。それに廣瀬さんも来たみたいで。6月11日にサントリーとワラタスの試合もあって!
そうそう!
― で、6月10日が熊本でルーマニア戦なんです。連チャンであるんですよ!
熊本?
― 熊本で日本代表対ルーマニア戦のテストマッチがあって、11日が東京でサントリー対ワラタスっていう。結構今、トップリーグのチームが行政と組んでスーパーラグビーのチームを結構呼んでるんですよ。チーターズだったり。トップリーグが今年結構やるみたいなんですよね。で、アイルランドも来るじゃないですか?オーストラリアも来ますよね。
日本代表のテストマッチが結構今年組まれて、来年はもっとあるんでしょうけど。カードが良いんだったらサポーターも来ると思うんですよ。ただ、今回の対戦カードがオークランド州とサニックスなんですよね。これが福岡市内のチームだったら”福岡対ニュージーランド”ってなったんでしょうけど、”宗像対ニュージーランド”っていうわけにもいけませんし…。
あはは(笑)そうやね~。サニックスの試合は面白いけどね~!
― 確かに!今年は面白いですよね!
ね~!面白~い。七勝八敗やったもんね、前回ね。
― 今回のこの試合はトップリーグの管轄とかではないんで、多分外国人選手が半分くらい占めるんじゃないかと。
あはは(笑)いいね!
― で、オークランドの方はスーパーラグビーの後なんで、まだ誰が来るのかっていうのはわかってないんですけど、まあブルズに行った選手とかも何人か、後はオールブラックスの選手がリリースされるかどうか、これでオールブラックスの選手が一人でも来ればですね、また試合ももっとおもしろくなると思うんです。
そうやね。
― 対戦カードの他はどういうお祭りを仕掛けたらいいですかね?
港区の方は行政とかも入って、秩父宮ラグビー場までの動線とかにも屋台を出してお祭りムードを作るっていうことをするそうで。
それが結局本番(ワールドカップ)の練習になるわけですね。本番の時にどういうことやって人を集めて盛り上げるか、街全体をワールドカップというお祭りに巻き込むっていう練習になっていくから、それが参考になるなと。
― まったく興味のない人をいかにあそこのスタジアムまで来てもらうかですよね。
う~ん、前回のワールドカップで日本中の人が燃えて見たからですね。あの時の潜在的なファンがいるはずなんです。
― そうですよね。福岡とかはラグビー競合チームがいっぱいいるし、ジュニアも強いし。
そうそう!
― 結構ラグビーの経験者って多いと思うんですよ。でも、結局その人たちもあまりスタジアムには足を運ばないっていうことがあるんで、その辺とかも巻き込んでいけば。ウルグアイ戦は確かラグビー関係者だけで1万2千人入ったんですよね。
う~ん。
― 前回のワールドカップは確か島塚先輩も入ってますもんね。島塚先輩からワールドカップどうだったか聞いたら、試合前からスタジアムの周りで飲んで、入って飲んで、帰って飲んでっていう。
そうそうそう(笑)
― あの雰囲気をやっぱり今回のドリームラグビー福岡やラグビーワールドカップ2019™でも出したいですよね。
そうですね~!
世界中の本物を福岡の人たちに
― 最後に、DreamRugby福岡 実行委員会ということで僕たちは活動しているんですけど、実行委員に対して何かメッセージをいただけますか?
そうですね、2019にラグビーワールドカップが福岡にやってくるわけです。世界中の本物が福岡にやってくるっていうチャンスをですね、ぜひ福岡の皆さんに味わってもらうための起爆剤としてがんばってもらいたいなと思います。
やっぱりラグビーっていうスポーツのすばらしさっていうのは前回のワールドカップで多くの国民が分かるとこまで来たので、本物が福岡に来るというお祭り、ラグビーを街を上げて楽しむっていうことをDreamRugby福岡 実行委員会 皆さんのパワーで盛り上げていただきたいと思います。
― ありがとうございます。最後の最後になってしまったんですが、鬼木先生のお好きなプレーヤーは?
いっぱいいるけど、アイルランドの前キャプテンのオコンネルっていう選手、ロックのキャンプで!
― お~渋いですね!(笑)
渋いやろ(笑)勇敢なキャプテンでね、リーダーシップがあってかっこいいですね。
― てっきり、スクラムハーフから選ぶのかなと思ってました!
スクラムハーフでいうと村田亙みたいな、突破型の昔のアームストロングとか!誰も知らないかもしれないけど(笑)
突破型のスクラムハーフが好きだったんだけどね。一人上げるって難しいな~!
― 鬼木先生のラグビー愛、ひしひしと伝わってきました!お時間をいただきありがとうございました。